ASD・アスペルガーの長男(就学前)

幼少期の子供が絵本を読んでいる写真

ASD・アスペルガーの長男(就学前)

主人の仕事の都合で地元を離れていたので、乳幼児期の育児はほぼ、私一人でした。
義母の勧めで毎日絵本の読み聞かせを小学校に上がるまでしていました。
絵本を見て反応はするものの、言葉を覚えるのが遅く何度か子育て支援センターの様な所に相談に行ったこともありました。しかし、「お母さんの心配のし過ぎ」、定期健診でも引っかかった事は一度もありませんでした。

ただ今思えば・・・・

  • お気に入りの車のおもちゃを、どこに行く時も持っていく
  • 機関車トーマスのキャラクターの名前を全部覚えた(3歳)
  • 一つの遊びをずっとしている
  • 博物館の肺魚の展示が気になったのか2時間そこから動かなかった(5歳)
幼少期の子供が1人でおもちゃで遊んでいる写真

など、今思えばASDの特徴だと思うのですが、幼少期で検診の結果を疑うことはありませんでした。

また、後追いも無かったです。
人見知りも無く当時近所に住んでたお年寄りのお家に一人でお邪魔していたり
また時には違うお年寄りと二人でお散歩に行ってしまったり、ヒヤヒヤすることもありました。

普通3.4歳くらいならママの姿が見えないと泣いちゃうもんじゃないのかな?とも思いましたが
手のかからない子で助かるなぁくらいにしか思いませんでした。

幼稚園

長男が4歳の時に引っ越しがあり、幼稚園は年少の二学期から通いだしました。
なので入園式も慣らし保育も無く、いきなり通常保育でした。
この時ももちろん全く泣かず、すぐに先生と一緒にお部屋に入っていきました。
あまりにもあっさりしていて、私の方が寂しかったです(笑)

公立の幼稚園で特別な幼児教育があるような幼稚園ではなかったですが
逆に好きな遊びをずっとしていられるのは長男には良かったのだと思います。
年少組の時の先生には「どうやったらこんな穏やかに育つんですか?」と言われるくらい
のんびり過ごすことができました。