発達障害は遺伝子が関係していると考えられていますが、「絶対に遺伝する」とも「絶対に遺伝しない」とも言えないそうです。
妊娠時の母親の喫煙が原因だとか、父親の年齢が原因だとか様々な因子が挙げられています。
母親が妊娠時貧血だった場合も挙げられているのを見たことがあります。
当時は私もそんな記事や本を読んで落ち込んだりしました。
でも、もし発達障害が遺伝だとしたら親は発達障害の先輩ということ。
もしかしたら、子供の一番の理解者になれるかも!!と思うようになりました。
「発達障害の子供の親は大体発達障害」
長男が4年生の時のスクールカウンセラーの先生が言ってた言葉です。
「発達障害の配偶者も大体発達障害」
ここまで言われると、流石に言い過ぎじゃぁ・・・と不快に思う人もいると思います。
私は納得してしまいました(笑)
もちろん主人も私も検査はしていません。
だけど、主人を見てるとなんとなく・・・なんとなくそう思うのです(笑)
そして、自分が感じていた生きにくさが発達障害までいかなくても
それに近い特性があるんだろうなと思います。
私は発達障害なの?
大人発達障害という言葉も良く聞いたり、見るようになりました。

私の故郷は小さな町で、幼稚園から中学校まで同級生が変わらず、ずっと一緒でした。
その中でいじめを受けていました。
小学生の時はからかわれる程度でしたが、中学の時は先輩から暴力も受けていました。
多分、私は空気が読めない子供だったんだと思います。
高校生の時は不登校気味で、三年生の家庭学習期間に補講を受けて
何とか卒業できました。
そして、大人になった今感じる生きにくさはこんな感じです。
- 家から出たくない
- ママ友付き合いをしたくない
- 他人に興味がない
- 職場で無駄な話をしている人を見るとイライラする
- 自分の興味がある話題にしか、会話に参加しない
(ドラマやヒットソングなどの話ができない) - 買い物に行くと買ったものを忘れてくる
(買った物ではないけれど、車を忘れてきたことがあります) - いつものルーティンが狂うと、テンパってしまう
はっきり言って、対人関係が思いっきり苦手です。
子供のころのいじめが関係しているのかも知れません。
しかし、大人になるにつれ人づきあいのコツみたいなものを身に着け
周りの人とはそれなりにお付き合いさせていただいています。
でも、言いたいことを我慢したり楽しくない話を楽しそうに聞いたりするのは
本当に疲れるし辛いです。
出来る事なら家から一歩も出たくないです(笑)
CUBIC 個人特性分析
現在私は転職を考えていて、女性のキャリアアップ講座に通っています。
その講座の中でCUBICというものを受けました。

「どういう性格・パーソナリティか」という検査結果を見てみると
- 気弱で引っ込み思案。
- 人前に出ると緊張し硬くなり、余裕がなくなると多少不安定な行動をとることがある。
- 柔軟性に欠けている。
- 他人との交友関係を進んで持つ方ではなく、関心分野以外の事になると、
関わらないように殻に閉じこもろうとする。 - 環境への適応力にかけているためか、新しい人や土地に対してはなかなか馴染めず
人嫌いと思われることがある。
自分で理解している特性がそのまま出てきました。
CUBICは発達障害を特定するものではないですが、
個人の特性として結果がしっかり出てくるのは面白いなと思いました。
子供たちには元々の特性は変えることができないけれど、自分自身を理解し
大人になるにつれ様々な経験をすることで、きっと今より生きやすくなっていけるよと伝えています。